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やっぱり餃子が食べたい夜 -富山市『餃子会館』-

富山市『餃子会館』。


豊かな水産資源に恵まれ「天然のいけす」と称される富山湾を有し、「勝駒」「羽根屋」「満寿泉」「立山」・・等、銘酒も居並ぶ富山。


寿司屋にしても、ちょっとした居酒屋であっても水準は高く頗る美味しいのだが、何とも身勝手なもので、海鮮のご馳走ばかりが続くと真逆なものが食べたくなるのが人情。


そんなわけで「ぎょうざ」の暖簾に誘われ伺ったのが、その名もずばりの「餃子会館」。

恐らくご夫妻で営まれている小さなお店で、餃子専門店と思いきや麺類その他も夕帯には供される様だが、少々気になりつつも、そんなに入らないので餃子とビールをオーダー。

奥の厨房を伺っていると、仕上げに熱して油を回し入れているようで高知の屋台餃子と同じような焼き方。

果たして出てきた餃子も、全体がこんがり狐色に揚げ焼きされた、あの感じ。


餡にニンニクは入っていないようで、好みでタレに各々加えるスタイルのようだ。

こんがり狐色の餃子は期待を裏切る事なく、パリッ、ジュワッの至福。


これ、これ、これが欲しかった!と小躍りしたくなるくらい嬉しい。


カリッとしているが油っぽくなく、餡も不自然な旨味なく、万事バランスのいい餃子で、丁寧に作られている事が伺えます。

ビールでも、ご飯でも、どっちもいい。


餃子店は、酔客を相手に夜遅くまで営業している所が多いが、こちらはお昼営業の後、休憩を挟んで17:30−20:00という比較的短時間の営業。


しっかり味わって欲しいという気概の現れだと思う。

富山市『餃子会館』











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