

老舗の底力。和歌山『山為食堂』
和歌山市「山為食堂」。 ひょっとしたら20年ぶり位の訪問かも。 数ある和歌山ラーメンの名店の中でもスープの濃厚さでは筆頭格で、最初に伺った際はその濃さに驚いた記憶が。 あれから幾年月、こっちの内臓関係もずいぶん衰えているので一抹の不安も覚えていたが、味わってみると調和のとれ...

松葉信吾
2023年12月18日


脇目も振らず、雑音に耳を貸さず、只管の一杯。 -笹岡『坂本』-
笠岡ラーメン「坂本」 広島へ向う一歩手前で高速を降りて、ちょっと話題の笹岡ラーメンを。 「いではら」と並ぶ二代巨頭の一つ「坂本」。ちょっとくたびれた飾り気の無い店構えが、しっかり地元に根付いてお商売を重ねられて来た事が伺えます。 メニュウは中華そば並一択。...

松葉信吾
2023年10月6日


麺職人が辿り着いた境界を味わう『麺匠 中うえ』
和歌山・橋本「麺匠 中うえ」。 和食店での修行を皮切りに和歌山で10年、大阪で10年。 研鑽を重ね、麺職人として経営者として、功成り名遂げた感のある店主が故郷の地に還り、自らの名を冠し営む店。 カウンター中心の小さな店に立つのは、店主と奥様のみで他にアルバイトの一人もいない...

松葉信吾
2023年4月26日


堺のひっそり名店 -堺市出島『長崎チャンポン 浜浪』-
堺市出島「長崎チャンポン 浜浪」。 行ってみなはれ、 食べてみなはれ、 間違いなしの太鼓判。 名物は「チャンポン」と「焼き飯」。 尖った所も嫌な所も一つもない、 よう出来た一品。 そんでなんか場違い感のある海鮮。 ヒラメだの、アワビだの、クジラのさえずりだの、こんなのが下手...

松葉信吾
2023年3月24日


有田でシン和歌山ラーメン -和dining清乃-
「和dining清乃」有田本店。今や全国的な知名度と評価を誇り、和歌山を中心に複数店舗を展開する和歌山ラーメン界の新騎手。 平日12時前、並ぶことも無く入店でほっ。 お隣、湯浅の伝統ある醤油蔵「角長」さんの名を冠した「角長しょうゆ匠」、ホルモンの油分とキレのいい醤油が調和す...

松葉信吾
2023年2月12日


2023年1月のラーメン
徳島『きい家』 https://maps.app.goo.gl/pvrbdjdwQsZXS7Lg9?g_st=ic 徳島市「きい家」さん。 所謂、徳島ラーメンじゃない方。 御姿美しく、見た通りのすっきりな味わい。 ザ・徳島ラーメンも、野菜たっぷりのタンメンみたいなのもあり、...

松葉信吾
2023年2月1日


岡山市郊外でラーメンをすする朝。 - 煮干専門店 六三ラーメン-
岡山市中心部から車で約30分。 周りは田圃ばかりの中にポツンとあるのが「煮干専門店 六三ラーメン」。高名な香川の名店「はまんど」の系譜に連なるお店だ。 今回は朝6時から10時に供される「朝ラーメン」を頂きに。 美しく澄み香り立つ煮干100%スープにシコシコの細麺。南関揚げ?...

松葉信吾
2022年12月3日


唯我独尊。孤高のニラ炒めが人を呼ぶ。 -和歌山かつらぎ町「二軒目飯店」-
和歌山市と奈良市、そして京都市を結ぶ国道24号線。 和歌山市を出発して紀の川沿いに西へ。 今やおいそれと伺う事が難しくなってしまった感のあるレストラン「Villa AiDA」のある岩出市を過ぎると途端に長閑でのんびりした道行、景色へと一変し、やたらと「中華料理」の看板が点在...

松葉信吾
2022年10月27日


熱らず、驕らず、昂らず。最強の不動心。 -和歌山「井出商店」-
和歌山ラーメンの立役者「井出商店」。 相当ご無沙汰の来訪。 今や多くの門下生が巣立ち、華々しく和歌山県内外で活躍を見せるなか、ご本家は、古ぼけたあの当時まんまの店舗で変わらず商いされておられる。 10年位前に取材させて頂く機会があり、別れ際「出来るもんなら、昔に戻りたいわ」...

松葉信吾
2022年10月16日


威風堂々、老舗のタンメン。 -徳島市「味宗」-
徳島市両国橋、新町川の水上タクシー乗り場近くの老舗名店「味宗」。 所謂、徳島ラーメンがしのぎを削る徳島市内にあって、古式ゆかしい中華蕎麦の孤塁を守っておられる。 看板メニュウは「タンメン」。 上品であっさりながら、しっかり旨味が凝縮されたスープと丁寧な仕事が施された野菜。...

松葉信吾
2022年9月27日






























