松葉信吾
2023年12月13日
脳ドック後にスイーツを貪る。
ちょっとキツめの頭痛。 体感上、脳内圧がグンと高まった感じで、もしやと思い脳神経外科を受診。 簡単な問診の後、MRA・MRIのマシンの中に横たわる。 ゴン、ゴン、ゴン、キーン・・ お馴染みのあれは電磁波の発生音なのか?脳の髄にまで響き渡る。...
松葉信吾
2023年12月4日
奥深き和三盆の世界 -徳島『BonCoffret』-
徳島上板の現場ご近所、和三盆スイーツ『Bon Coffret(ボンコフレ)』。 創業1864年という地元の老舗、服部製糖所による阿波特産の在来品種サトウキビ「竹糖」のみを原料に精製した和三盆。 BonCoffretはその和三盆を贅沢に使用したスイーツのお店で、長閑に水田が広...
松葉信吾
2023年10月6日
脇目も振らず、雑音に耳を貸さず、只管の一杯。 -笹岡『坂本』-
笠岡ラーメン「坂本」 広島へ向う一歩手前で高速を降りて、ちょっと話題の笹岡ラーメンを。 「いではら」と並ぶ二代巨頭の一つ「坂本」。ちょっとくたびれた飾り気の無い店構えが、しっかり地元に根付いてお商売を重ねられて来た事が伺えます。 メニュウは中華そば並一択。...
松葉信吾
2023年7月22日
「和歌山洋食の父」の系譜を味わう。-和歌山市『フジヤ食堂』-
和歌山アロチ『フジヤ食堂』 花の仕入の使いっ走りで和歌山市へ。 物を受け取ったのが14時を回っていて、お昼営業終了の店多数の中、かろうじて開いてそうだった「フジヤ食堂」さんへ飛び込んだ。 聞くと本来は昼営業は14時までとの事だが「どうぞ、どうぞ、ゆっくりしていってよぉ」とた...
松葉信吾
2023年7月12日
やっぱり餃子が食べたい夜 -富山市『餃子会館』-
富山市『餃子会館』。 豊かな水産資源に恵まれ「天然のいけす」と称される富山湾を有し、「勝駒」「羽根屋」「満寿泉」「立山」・・等、銘酒も居並ぶ富山。 寿司屋にしても、ちょっとした居酒屋であっても水準は高く頗る美味しいのだが、何とも身勝手なもので、海鮮のご馳走ばかりが続くと真逆...
松葉信吾
2023年7月9日
豪商達の夢の余韻に浸る。-富山市クラフトビール『Kobo Brew Pub』
富山湾に面する東岩瀬地区は北前船の寄港地で、船主である北前船廻船問屋が立ち並び、街並みには今も往時の栄華が色濃く滲む。 並ぶ商家の中でも馬場家は森家と並ぶ二大大店の一つで、復元・保存されている屋敷を見ると如何に大商いであったかが偲ばれる。...
松葉信吾
2023年7月6日
旨し酒と圧倒的お通し。ー福井『RiceBar』ー
越前・福井市「Rice Bar」。 銘酒揃いの福井の蔵元中心に選りすぐりの北陸三県のお酒を堪能できます。 チャージ+突き出しで1,000円ちょっと。 やられた!と思うまも無く、供される突き出しを観て笑みが溢れるはず。 相当気の利いた小鉢のセットは超お得で、これで充分お酒が楽...
松葉信吾
2023年6月20日
煙にむせぶ松阪ソウルフード『前島食堂』の鶏焼肉
梅雨の晴れ間の現場巡回最終日は三重県松阪。 前島食堂さんで名物の鶏焼肉をがっつく。 平日の昼過ぎであるものの松阪市郊外にあるお店の巨大な駐車場に車が途切れることはない。 鶏焼肉のお店の多くは市内中心部を除いて、大体11時から17時位の営業時間が殆どで、皆さま呑みに来るという...
松葉信吾
2023年4月26日
麺職人が辿り着いた境界を味わう『麺匠 中うえ』
和歌山・橋本「麺匠 中うえ」。 和食店での修行を皮切りに和歌山で10年、大阪で10年。 研鑽を重ね、麺職人として経営者として、功成り名遂げた感のある店主が故郷の地に還り、自らの名を冠し営む店。 カウンター中心の小さな店に立つのは、店主と奥様のみで他にアルバイトの一人もいない...
松葉信吾
2023年4月4日
「酒は人なり」ゆるりと旨し酒、岸和田『三輪福』
泉州岸和田、1818年創醸の「井坂酒造場」。お酒の神様でもある奈良・三輪明神より特別に名を冠する事を許された『三輪福』を代表銘柄とする老舗だ。 堂々たる白壁が連なる酒蔵は圧巻で、杉玉が吊るされた販売所を兼ねる玄関土間は掃き浄められていて、老舗の風格がひしひしと漂う。...