

昭和ストロングスタイルな焼肉屋、松阪『たこやん』
松阪市「たこやん」は無縁ロースターなにするものぞ、な昭和ストロングスタイルの焼肉屋さん。 市内の老舗焼肉屋さんがほぼ例外なくアップデートし洗練されているのに対し、独り孤塁を守る姿は天晴れ。 店の佇まい、味噌の効いた濃厚で甘辛いタレ、カンテキでもうもうと白煙を激らせながらのス...

松葉信吾
2024年3月19日


煙にむせぶ松阪ソウルフード『前島食堂』の鶏焼肉
梅雨の晴れ間の現場巡回最終日は三重県松阪。 前島食堂さんで名物の鶏焼肉をがっつく。 平日の昼過ぎであるものの松阪市郊外にあるお店の巨大な駐車場に車が途切れることはない。 鶏焼肉のお店の多くは市内中心部を除いて、大体11時から17時位の営業時間が殆どで、皆さま呑みに来るという...

松葉信吾
2023年6月20日


幸福の鶏焼肉 三重松阪市「とりあみ焼食堂 くろちゃん」
三重松阪市「とりあみ焼食堂 くろちゃん」 松阪市民のソウルフードと言えば「とりあみ焼き」。 市内に供するお店は数多いが今回は、明るく楽しいご当地出身の奥様とちょっとはにかみやさんの鹿児島出身のご主人が営むお店「くろちゃん」へ。...

松葉信吾
2023年4月27日


麺職人が辿り着いた境界を味わう『麺匠 中うえ』
和歌山・橋本「麺匠 中うえ」。 和食店での修行を皮切りに和歌山で10年、大阪で10年。 研鑽を重ね、麺職人として経営者として、功成り名遂げた感のある店主が故郷の地に還り、自らの名を冠し営む店。 カウンター中心の小さな店に立つのは、店主と奥様のみで他にアルバイトの一人もいない...

松葉信吾
2023年4月26日


一途なホルモン、三重・久居「八廣」
三重県久居「八廣」 現場巡回の道すがら、思わず予約が取れての訪問。 松阪と津の丁度中間点に当たる地で、殊更に観光客を当てにするでもなく、ひっそり実直な商いを重ね、いつの間にやら全国から人を呼ぶ名店へ。 供される新鮮で丁寧に仕込まれたホルモンの質とデフレ真っ盛りのような価格の...

松葉信吾
2023年4月24日


堺のひっそり名店 -堺市出島『長崎チャンポン 浜浪』-
堺市出島「長崎チャンポン 浜浪」。 行ってみなはれ、 食べてみなはれ、 間違いなしの太鼓判。 名物は「チャンポン」と「焼き飯」。 尖った所も嫌な所も一つもない、 よう出来た一品。 そんでなんか場違い感のある海鮮。 ヒラメだの、アワビだの、クジラのさえずりだの、こんなのが下手...

松葉信吾
2023年3月24日


和泉のひっそり名店 -和泉府中「はかた」-
和泉府中、地元名店「はかた」。 カウンター席に陣取り、誘うおばんざいと鮮やかな仕事っぷりの女将さんに見惚れながら呑るのが醍醐味だが、今回はオーバーフローでテーブル席。 とはいえ料理の味に変わりあるわけでなし、個性ある品揃えの日本酒セラー前であったので、各々のラベルを睨みなが...

松葉信吾
2023年2月17日


うなぎ街道で、蒲焼を頬張る。 -三重『伊勢うなしま』-
三重県の清流「宮川」。 全国有数の清浄さを誇り、豊かな生態系を育む一級河川。 かって川漁師たちによって魚獲されるうなぎを地元で商っていた名残か、中域の度会町から伊勢湾にかけての流域に、うなぎの名店が点在する。 昨今、稚魚資源の枯渇から、さすが宮川の清浄さを持ってしても地産の...

松葉信吾
2023年1月18日


格別のB級 -神戸市長田『青森』-
神戸市長田「青森」は、 言わずと知れた「そば飯」発祥の店。 働く人の街、長田。 そば飯の物語は、町工場の短い昼休憩時、鉄板の焼そばをおかずに、持参した冷たい白飯を「これも一緒に温めてや」という要望に快く応じたのがそもそもだとか。...

松葉信吾
2023年1月10日






























