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和歌山「たなかや」


和歌山市「たなかや」。


南紀すさみから下道をトコトコ

北上しながら現場周り。

下道を走ると街や人の色んな動きが見えて

面白いね。


そうして、ようやっと和歌山市に辿り着き

目指すは、ここ「たなかや」さん。

業務卸を生業とする「田中屋酒店」が営む

所謂角打ちながら、100種を超えるという

圧倒的な酒肴を供する天晴れなお店。



しかも、

その殆どが500円未満という設定で

狭いカウンター内で

懸命にオーダーをこなす

ご主人夫妻+バイトちゃんに

感謝の念が止まらない。


隣の席では、学生さんが静かに幸せそうに

料理を頬張りながら

酒を酌み交わして居られる。

ここでお酒を覚えた学生さんは

本当に幸せだ。羨ましい。


そんな「たなかや」さんだから

一合千円近くする純米大吟醸みたいなのは

あまり幅を利かせてない(と言っても、地元蔵元の「黒牛」なんかは、ずらっと銘柄が揃ってたりする)。


目を付けたのが、

これ!「バイスサワー」。



関東の居酒屋さんでは定番ながら

関西では馴染みないのではないかな?


オーダーしてみると、

そうそう、これこれな

駄菓子屋チックでB級な味わい。

当然、中身はキンミヤ焼酎なのも

由緒正しい(甲種だけど、宝焼酎よりキンミヤ焼酎が美味しく感じるのは何故?)。


学生さんが、こういうので楽しく時を

過ごすのは実に健全。前途有望だ。


因みに、同行者に勧めてみると

「体に悪そうだから」と断られた。

たわけか!

空気吸うとっても、体は酸化するんやど。

狭い見地で、物事測るんやない。


お釈迦様は托鉢で訪れた、

檀家?が、精一杯持てなした

心尽くしの肉料理を喜んで

お召し上がりになったとの事。

肉食は殺生だ、魂が穢れるだ、

などとは仰らないのだよ。

お釈迦様は肉を召し上がったのでは無く

精一杯の持てなしの心を

召し上がったのだな。


ちょっと、それとこれとは

違うかもしれんが、

イヤ、おんなじやろ。


ここではバイス、飲まんかい!





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