伊勢ソールフード 「ぎょうざの美鈴」
- 松葉信吾

- 2020年1月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月12日

伊勢のソールフード、そして締めのお店といえばここ「餃子の美鈴」。
20人も入ればいっぱいになるコの字型カウンターはびっしり。どうやらローカルテレビの放映があったらしく、何時も以上に大盛況となっていたのだが皆様至って行儀がよろしいのはお見事。普段、大阪という欲望に忠実で本能に寛容な地域に住わって居ると、この景色すら神々しく感じてしまう。
メニューは、餃子・唐揚げ・カニクリームコロッケ・おでん・お握り。ちょっと奇異なラインナップにも思えるが、全て満たされる、足りないものは何も無い究極の形かも。
餃子が手包みは当然として、お握りも手でしっかり握ってくれる。ぐいっとまとまってながら、頬張るとホロホロと崩れる絶妙の握り加減と懐かしい塩加減、実のところ、このお店のマイベストはこのお握り。そういえば太宰治も「おむすびが、どうしておいしいのだか、知っていますか。あれはね、人間の指で握りしめて作るからですよ」と作中で言わしめておった。
艶やかな女将さんはじめ女性スタッフは皆和装に割烹着。こんなところも、昨日今日のお店にはない貫禄と凄みを感じる。
しっかりお腹を満たして後、界隈のバーの草分け的存在ですっばらしいお酒を出してくれる「バーふあん」を訪れてみたが残念ながら開いていなかった。
「ふあんのマスターもご高齢なんで、最近営業は不定期になっておられるようなんです」ふらっと入ったバーでそう伺った。「ただ閉めてはおられないんですよ」
そうか、次回必ず。







































