

堺のひっそり名店 -堺市出島『長崎チャンポン 浜浪』-
堺市出島「長崎チャンポン 浜浪」。 行ってみなはれ、 食べてみなはれ、 間違いなしの太鼓判。 名物は「チャンポン」と「焼き飯」。 尖った所も嫌な所も一つもない、 よう出来た一品。 そんでなんか場違い感のある海鮮。 ヒラメだの、アワビだの、クジラのさえずりだの、こんなのが下手...

松葉信吾
2023年3月24日


堺のひっそり名店 -鳳『太幸』-
堺市鳳、駅下りの老舗居酒屋「太幸」は、天晴れな名店。 特別なものは何もないが 不足なものも何もない、 万事、程良く満ち足りる幸せ。 こういう店は 何処にでもありそうで 滅多と無い。 鳳「太幸」 https://maps.app.goo.gl/v9NpeCexGwGSj5gB...

松葉信吾
2023年3月17日


和泉のひっそり名店 -和泉府中「はかた」-
和泉府中、地元名店「はかた」。 カウンター席に陣取り、誘うおばんざいと鮮やかな仕事っぷりの女将さんに見惚れながら呑るのが醍醐味だが、今回はオーバーフローでテーブル席。 とはいえ料理の味に変わりあるわけでなし、個性ある品揃えの日本酒セラー前であったので、各々のラベルを睨みなが...

松葉信吾
2023年2月17日


伊勢の夜、伝説のBAR『ふぁん』を憶って。
伊勢、伝説のBar「ふぁん」さんが閉業して久しいが、幸運な事に、たった1回訪れる機会に恵まれた。 それは全くの偶然。 「一月家」で独り飲っていた時、隣り合わせた地元の紳士に、いい寒ブリが入ったからとの事で誘われ、違う店でご馳走になった帰り途。...

松葉信吾
2023年1月19日


うなぎ街道で、蒲焼を頬張る。 -三重『伊勢うなしま』-
三重県の清流「宮川」。 全国有数の清浄さを誇り、豊かな生態系を育む一級河川。 かって川漁師たちによって魚獲されるうなぎを地元で商っていた名残か、中域の度会町から伊勢湾にかけての流域に、うなぎの名店が点在する。 昨今、稚魚資源の枯渇から、さすが宮川の清浄さを持ってしても地産の...

松葉信吾
2023年1月18日


格別のB級 -神戸市長田『青森』-
神戸市長田「青森」は、 言わずと知れた「そば飯」発祥の店。 働く人の街、長田。 そば飯の物語は、町工場の短い昼休憩時、鉄板の焼そばをおかずに、持参した冷たい白飯を「これも一緒に温めてや」という要望に快く応じたのがそもそもだとか。...

松葉信吾
2023年1月10日


岡山市郊外でラーメンをすする朝。 - 煮干専門店 六三ラーメン-
岡山市中心部から車で約30分。 周りは田圃ばかりの中にポツンとあるのが「煮干専門店 六三ラーメン」。高名な香川の名店「はまんど」の系譜に連なるお店だ。 今回は朝6時から10時に供される「朝ラーメン」を頂きに。 美しく澄み香り立つ煮干100%スープにシコシコの細麺。南関揚げ?...

松葉信吾
2022年12月3日


名店居酒屋で怒涛のお任せに悶絶する夜。 -岡山市『酒井屋』-
岡山市名店「酒井屋」さん。 初めての訪問なのでお任せ5品を。 これが、それぞれ素晴らしいのだけどボリュウムも又素晴らしく、初老の身としては些かオーバーワーク気味。 まずは刺身、焼物、酢の物とくるのだが、何れも通常よりしっかり。 それから 山場として何とうなぎ一匹。...

松葉信吾
2022年12月2日


ぐるりと姐さんを囲んで一献。 -高松「北の幸 炉端」-
高松「北の幸 炉端」。 中央の炉端を姐さんが取り仕切り、客がぐるりと囲む北海道や東北によくあるスタイル。 企画ものといってしまえばその通りだが、これが結構良くて、特別な物など何も無い、ありきたりでシンプルなものばかりだが、そこがまたいい。...

松葉信吾
2022年12月1日


唯我独尊。孤高のニラ炒めが人を呼ぶ。 -和歌山かつらぎ町「二軒目飯店」-
和歌山市と奈良市、そして京都市を結ぶ国道24号線。 和歌山市を出発して紀の川沿いに西へ。 今やおいそれと伺う事が難しくなってしまった感のあるレストラン「Villa AiDA」のある岩出市を過ぎると途端に長閑でのんびりした道行、景色へと一変し、やたらと「中華料理」の看板が点在...

松葉信吾
2022年10月27日






























