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南九州特有のシラス大地。
何万年もの歳月をかけ、降り積もる火山灰で形成されたその地は天然のフィルター。
霧島山系に降り注いだ雨は、地中深くへと染み渡り清冽な地下水へ。
弱酸性でふんだんにミネラルを含んだ豊かな水は鰻養殖に最適。
正に天恵、温暖な気候とこの地下水が鰻を健やかに育みます。
温暖な気候と
シラス台地が磨き上げた豊かな地下水。
鰻生産者の朝は早い。
まだ夜が明けきらぬ午前4時、その作業は始まる。
最初の仕事は、各池を見て回る事。鰻は正確な体内時計を持っており
この時間になれば、餌場に集まり給餌を待ち構えている。
生産者は鰻と池のコンディションを匂い、色、動きで見極め、
給餌量と内容をきめ細やかに設定する。
365日、鰻と共に。おいしい鰻は生産者の献身的な努力あってこそ
作り上げられる。
鰻と暮らす。
鰻に寄り添う。
五感で鰻と対話する。
三十年目の味わい。
ふっくらやわらか、
クセのない鰻。
生産者が丹精込めて育て上げた鰻。
しかし、商品になるまでには大きな関門が。
入荷する鰻の理化学検査はもちろん、
厳しい官能検査をクリアしなければ鰻は入荷されません。
川魚特有の匂いがない鰻。
これは三十年に渡って築いてきた組合員さんとのお約束。
この関門をクリアした鰻だけが蒲焼に。
極力、焼き目をつけず、ふんわりふっくら。
焼き上がり具合も、組合員さんと築いてきた仕様です。
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