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海を分ちて陸となす。
その新天地に苦闘三代一世紀。
気難しくも稀有なる土地に
天賦の出会い。
今、トマト産地の雄として漢達の詩が響く。
ここは「郡築」干拓地。
「郡築」は、熊本県八代市の干拓地。
約100年前に、海を隔てて干しあげられた真新しいその大地の土壌は、塩分と豊かなミネラル分を含んだ砂地。
時の干拓者達はこの土壌相手に悪戦苦闘しますが、トマトという最上の相棒に出会って以降、日本を代表するトマト産地として歩み始めました。
厳しく育てる。
トマトの原産は南米ベルーのアンデス高地。
乏しい水、過酷な気象条件、痩せた土地。
そんな悪条件でも力強く生き抜く能力をトマトは備えています。
そしてここ郡築。
砂地の為、水は留まることがなく、水切り管理が容易です。
そして、自然に備わった塩分がトマトへのストレスとなります。
この環境で、トマトは本来備えていた生存能力を呼び醒し
果実へ果実へと、生のエネルギーを注ぎ込むように。
果たして、力強く生命力溢れるトマトが出来上がります。
優しくいたわる。
トマト産地として類稀なる土壌に恵まれた郡築。
その天恵におごることなく、更にその良さを突き詰めています。
「中嶋農法」。それは畑の成分分析を行い、それに基づきトマトに最適なミネラルバランスとなるよう土壌を管理する農法です。
こうすることで、畑間の微妙な成分差は最少となり品質のばらつきを抑えます。
そして、トマトは厳しい環境にもしっかり耐えうる足腰のしっかりした健康な樹に育ち、
幾重にも実を連ねるようになります。
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