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玄界灘にぽつり。

九州本土からは約130km、

朝鮮半島へは約50km、

国境の島「対馬」。

島の大部分を占めるのは

広葉樹の原生林。

原生林

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山々の木々は、豊富な雨に満たされながらも

冬の厳しい大陸からの季節風に鍛えられ、

ゆっくりゆっくり成長し、

しっかり養分を蓄えます。

 

雨と風

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原木

そうして20余年、

直径20cmほどにも育った

コナラやアベマキなどの広葉樹。

この対馬育ちの原木だけを使用して、

しいたけを栽培。

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与えるのは、山々から湧き出た

甘露の水のみ。

清浄でたっぷりミネラルを含んだ

おいしい水です。

そして、約1年半。

対馬の風土と木漏れ日の中で

じっくり育みます。

 

湧水

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そして二つ目の冬を迎える頃、

原木が蓄えた空と大地と水の精を

はちきれんばかりに吸収した椎茸が

にょっきり、にょっきり、

収穫の時を待っています。

 

森の香り、

大地の味わい、

雨の潤いに満たされた

対馬原木栽培しいたけ。

心地よい食感と共に

対馬が身体中に広がります。

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