奥能登輪島を巡る。

奥能登「輪島」、
米の取材で伺っています。
華美なところは無いけれど、野暮なところも微塵も無し。
なにか美意識が通底されてるような街でした。

奥能登輪島なら、やっぱり魚でしょ!日本酒でしょ!
日本海側の外海、富山側の内海。それぞれの地魚を楽しめるのも魅力。
そして地酒もびっくりのおいしさ。
輪島、恐るべし。
能登、中浦屋の柚餅子

一般的な柚餅子は、 農家の軒先にぶら下がっているような素朴さが魅力ですが、
いやいや、品格が違います。 中浦屋さんの柚餅子は殊更上品。 ぎっしり詰められた餅に柚子の風味が行き渡り、 穏やかな甘味がほんわり嬉しい 一級の和菓子になっております。
そのままでも、少し加熱しても。 「お吸い物の吸い口にも・・」とカタログにあったけど 食べてみると、なるほどとびきりの椀物になること、納得です。
「これ、一切れで180円、それ、薄いから140円・・・」 脳裏に浮かぶ消すに消えない煩悩だけが、 なんともお下品で哀しいことでございます。