奈良酒蔵巡り
奈良の酒蔵で新酒物色。
一軒目は当麻寺ほど近くの「大倉本家」さん。
まず勧めて頂いたのが、富山産「五百万石」使用の「純米生原酒うすにごり」。
見るからにフレッシュで期待が高まるぞ。
そしてもう一本「新開発の酒なんですが」と遠慮がちに勧めてくれたのが「特別純米あらばしりS.sake」で、こちらは富山産「雄山錦」使用。名に冠したSが何を現すのかは聞き漏らしたがラベルには「prototype」の文字が。こりゃ酒蔵としても並々ならぬ心意気で挑んだものに違いないか。味わいを聞いてみると「う〜ん」と頭を抱え込んだ後「トロピカルな味・・」だとの事。
甘酸っぱくて華やかな香りという事か?
と問えば「そうではなくて」と答え「トロピカルな味」とまさかのリフレイン。
こりゃ買うしか無いやろ!
との事で2本ゲット。
続いては、橿原神宮のお膝元「喜多酒造」さん。「御代菊」が代表銘柄の堂々たる酒蔵。
こちらでは「しぼりたて生原酒おりがらみ御代菊」、そして「生酒にごり御代菊」。
「濁りの方は発泡してるんで、蓋にガス抜きの穴が開いてます。横にすると少し漏れるかもしれません。」と女将さん。
そうか、そうか、元気なやつか。
元気があるのは実によろしい。
という事で今回はこの辺に。
奈良にはまだまだあります、酒蔵が。
忙し、忙し。
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