

松葉信吾
2024年3月28日
食べてニンマリ、呑んでニンマリ、お勘定でニンマリ。岩出市『山海』
岩出市『山海(さんかい)』。 何を頼んでも丁寧で美味しい。 そんでびっくりするくらいお値打ち! これが何か間違ってるんじゃないかと思う位で、この歪みが生じてる内にせっせと通うべし。 ハンサムな大将が独り包丁を握っているのでオーダーが立て込んでくると少々提供時間を要するがそれ...


松葉信吾
2024年3月19日
昭和ストロングスタイルな焼肉屋、松阪『たこやん』
松阪市「たこやん」は無縁ロースターなにするものぞ、な昭和ストロングスタイルの焼肉屋さん。 市内の老舗焼肉屋さんがほぼ例外なくアップデートし洗練されているのに対し、独り孤塁を守る姿は天晴れ。 店の佇まい、味噌の効いた濃厚で甘辛いタレ、カンテキでもうもうと白煙を激らせながらのス...


松葉信吾
2024年3月19日
伊勢外宮のお膝元で一献。『酒場森下別館』
伊勢市駅程近くの「酒場森下別館」。 本店の人気に負けず劣らずの盛況ぶりながら、ふらりと潜り込む事ができました。 森下酒店が母体なので、三重の名だたる銘酒はじめ、良い感じのところがずらっと並んでおります。 生憎、基本的には断酒してしまったので端から端まで蔵を味わうって事はもう...


松葉信吾
2024年2月27日
昭和の夢見る洋食、『喫茶モリ』のナポリタン。
伊勢三大ソウルフードの一角、 喫茶モリのスパゲッティ。 一周回ってレトロモダンな味わい深い店内。 本物の風格が滲みでます。 名物のスパゲッティは、 アルデンテ何するものぞな 昭和の夢見る洋食。 一般的なナポリタンのイメージを裏切り ケチャップ風味は抑え気味で...


松葉信吾
2023年12月18日
老舗の底力。和歌山『山為食堂』
和歌山市「山為食堂」。 ひょっとしたら20年ぶり位の訪問かも。 数ある和歌山ラーメンの名店の中でもスープの濃厚さでは筆頭格で、最初に伺った際はその濃さに驚いた記憶が。 あれから幾年月、こっちの内臓関係もずいぶん衰えているので一抹の不安も覚えていたが、味わってみると調和のとれ...


松葉信吾
2023年11月1日
熊野に満たされる幸福 -熊野市『食堂あお』-
南紀の現場廻りのついで、と言うには相当思い切って、軽箱バンにマニュアルミッションの鞭を打ちながら紀伊半島を横断、 ついに来ました!念願の『食堂あお』。 お若くイケメンの店主、産休中の奥様に代わって、出来る感じの女性スタッフさんのお二人が笑顔でお出迎え。...


松葉信吾
2023年10月29日
サントリー・オールドのハイボールが旨かった件 -小倉「銀天街1923」-
サントリー・オールドのハイボール。 起死回生、執念の『角ハイボール』のプロモーションとヒットそして定着。 「白州」等ジャパニーズウイスキーの異常な評価と高騰。 大企業となった今もサントリーはドラマチックでスリリングである。...


松葉信吾
2023年10月27日
弁えれば天国。良い客が良い店をつくる方程式を学ぶ。–広島『初ちゃん』–
広島市『初ちゃん』 今やなかなかの知名度を誇る繁盛店。 ちょっと有名な女将さんが万事店を執り仕切るが、恐れる事は無し。 むしろ、その差配に身を委ね、 お店に流れる呼吸を乱さぬようにさえすれば、 すこぶる居心地が良い空間。 さほど多くはないメニュウは、...


松葉信吾
2023年10月11日
太っ腹。老舗の心意気が嬉しいサービスとんかつ。 -広島『肉のますゐ』-
広電・八丁堀「肉のますゐ」。 「肉のますゐ」は広島の中心地、八丁堀に 堂々たる店舗を構える老舗精肉店。 洋食店も併設されていて、本来的にはすき焼きやビフテキ、ビフカツなど精肉店直営の真骨頂たるを味わうべきであるが、もう一方の名物、破格のサービストンカツを頂きに。...


松葉信吾
2023年10月6日
脇目も振らず、雑音に耳を貸さず、只管の一杯。 -笹岡『坂本』-
笠岡ラーメン「坂本」 広島へ向う一歩手前で高速を降りて、ちょっと話題の笹岡ラーメンを。 「いではら」と並ぶ二代巨頭の一つ「坂本」。ちょっとくたびれた飾り気の無い店構えが、しっかり地元に根付いてお商売を重ねられて来た事が伺えます。 メニュウは中華そば並一択。...