
ちょっと不思議な話。 そこのけ、そこのけ、 霊が通る。ー「霊道」の巻ー
見える人、義母から聞いた話。 義父は生前、小さな工務店を営んでおり 昭和の好景気の頃、 5〜10軒程度のミニ住宅開発・建築を 各所で行っていたそうな。 それで、そんな各開発地の中で 必ず一軒ほど、スペックや条件は全く他と変わらないのに、何故か商談が決まりにくい家というのが出...

ちょっと不思議な話。 人の死に臨まんとする時、 天より金粉が降り注ぐ。
家内はそれ程でも無いが、 彼女のお母さんが所謂、見える人で 人から奇異に見られることを恐れ 滅多とそっちの話をしないが、 家内と二人で話す時はやはり気を許すのか 傍で聞いている私には驚愕の事柄が 「今日は大根安かったわ」位のカジュアルな感じで会話が交わされるので、一時たりと...

ちょっと不思議な話。 長崎県五島列島福江島。
そこは家内の義叔母にあたる人の出身地で うん十年前、家内が小学校三年生の頃に一度だけ訪れた事があったのだそう。 今もそうなのかどうか、当時の福江島はどこまでも高い空と澄み切った海に囲まれたそれはそれは美しい島であったそうで、海も山もない都会からきた幼い彼女は島へと向かう小さ...