松葉信吾
さて、これまで違和感あったのは、様々な材料による渾然一体の妙を楽しむ大阪のお好みの評価軸で測っていたからと気づく。異なる素材の三次元的スペクトラムを愉しむ、と思えばなるほどこれはこれでおいしい。 要は物差しが違うんですね。 そういえば、測ってもらえる物差しがないなと感じてサラリーマンを卒業したのが3年前。 甘いソースにまみれながら、ふと苦い想いを噛み締め、ビールで洗い流す広島のお昼どきだとさ。