松葉信吾

至福、大阪泉大津、焼き肉の「伽倻」。

どういった話の流れだったか・・・。
 
旨い焼肉屋について、近所のBARであーだこーだ話している時、

「ここがほんとにうまいですよっ!」

いつもクールなバーテンダーさんが熱く熱く一押しだったお店。
 
なんだか、気迫のこもったプレゼンだったので、ならばと訪問。
 

 
結果、大正解!
 

今風の個室なんたらではない。

個別の排気ダクトすらない。

コの字型カウンターに昔ながらのガスロースターで各々が思い思いに肉を焼き頬張る、

普通の昔ながらのスタイルのお店。

でもね、これがほんとにうまいんですよ。

もう、○○牛だ、一頭買いだ、熟成だ、なんだと言ってるのが全て馬鹿らしくなるほど

ひたすらうまい!

なんでこんなに違うんでしょうね?
 
仕入れルートの開発と目利き、肉の管理、スライス、タレの調合と熟成・・・、

恐らく深〜いノウハウがあるのでしょう。
 
それにしても、この値段でこれを出すのですから、

食べ放題の焼肉屋さんなんて、行く気にならないし、

お高いお店も、これで十分でないかと思えばいくのがもったいない感じ。
 
焼肉屋さんは、これでいいのだと強く思ってしまうお店です。
 

食事中、奥から徐ろに出てきた親父さんが、黙々と肉塊に牛刀をあてて丁寧にスライス。
 
憮然とした表情のその奥に旨さの秘密があるのかも。
 

ジュージュー肉を炙りながら、ご飯をかっこむ至福。
 
いやいや満足度の高いお店でした。
 


 

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