松葉信吾

南淡路の現場、鹿との邂逅に涙するおっさんがおったとよ。

「珍妙なる生き物よ。
 
汝、何処から来たりて
 
何処へと至る者か?
 

珍妙なる生き物よ。
 
己が魂の主人にして
 
その奴隷たる者。
 
魂の王として
 
歩まぬのは
 
如何なる理由によるものか?」
 

鹿を見てるのでなく
 
鹿に見られている様子。

ここは鹿の聖域。

すっかり「とんでも」系ですが
 
鹿との刹那の邂逅、
 
そう問われた気がします。
 
一言で言うと「変なの・・」って言われた感じ。
 

鹿の瞳があまりに無垢でまっすぐなので
 
ストレートな問いかけに実は少し落ち込みました。
 

当の鹿は

暫し見つめあった後、
 
何処へか去っていかれました。
 

何かいいこと、おこればいいな。
 

鹿、so good!
 

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